北イタリアに住み始めた当初は、ほとんど興味がなかったピッツォッケリですが、こう長く住んでいると、食の感覚まで、変わってくるみたいです。
ピッツォッケリ。
超、“北”の食べ物。
今となっては、このピッツォッケリ、年に1度は、食べたくなります。
寒い冬のメニュー。
じゃがいも、キャベツ、チーズ、バターが入っているパスタ。
ピッツォッケリで暖まり、そして、エネルギーをたくわえます。(というと聞こえが良いけど、高カロリーです。)
このピッツォッケリは、ヴァルテッリーナ地方の郷土料理です。
ヴァルテッリーナは、ロンバルディア地方の北、スイスの手前の連なる山地。
ソンドリオやアプリカなどは、スキーリゾート地で有名。
我が家では、私も主人も、スキーは全く興味がないので、冬は、行きませんが、夏に、以前は、バイクで行ったり、もちろん車で、暑さをしのぎに山へ。そして、美味しいポルチーニやチーズを求めに。
ピッツォッケリは、そば粉のパスタ。
形は、平べったく、短いきしめんみたいな感じです。
ざっと、レシピです。
1. 鍋にパスタ等を茹でるためにお湯を沸かし、まずは小さめに切ったじゃがいもを入れ、10分ほど茹で、更にパスタ、細かく切ったヴェルザ(ちりめんキャベツ)を入れ、パスタが茹で上がるまで放置。
2. 別の鍋に、バターとにんにくを一片を入れ、にんにくの香りが出るまで炒める。(炒め後、ニンニクを取り除くこと)
3. フォンティーナチーズをたっぷりおろしておく。
4. パスタがゆであがったら、キャベツ、じゃがいも共に、水を切り、用意してあったニンニク風味のバター、フォンティーナチーズを加え、チーズが溶けるまでかきまぜ、胡椒を加え、出来上がり。
寒い季節は、食べたくなるピッツォッケリ。
赤ワインとぴったりです。
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